○厚生環境委員会 【平成20年度】

(後期高齢者医療制度について)
 作野広昭委員長

国は、この制度の告知内容に対し手薄な面があったと反省していますが、県にもより良い告知方法があるのか。また、負担が増える人・減る人の境目も教えて頂きたい。

 健康福祉部長 国は周知不足を重視し、地方公共団体に対する広報活動や相談体制強化の要請があり、県としまして広域連合や市・町ともに制度の円滑な運営に向け、広報活動の強化に努めていく考えです。負担の増減ですが、国保の保険料の設定は市・町が保険者ですので、市・町により異なり、その算定方法も個人の資産状況、国保の保険負担料、世帯構成員の状況により違ってきます。また、所得の低い方には軽減措置があります。
 作野広昭委員長

先般、金沢市に住むお年寄りから医療保険の相談があったのですが、実際どこに相談に行けばよいのですか。

 健康福祉部長 市・町の相談窓口、金沢市については特別相談窓口も設けています。また、広域連合でも相談を受け付けています。


(診断書について)
 作野広昭委員長

先日、病院で診断書を書いて欲しいと頼んだところ断られました。診断をしたら診断書を書くのは当たり前のことと思うのですが。

 参事 症状を書くということはできますが、診断書にもいろんな種類があり、その目的にあった診断書が書けるかどうかはケース・バイ・ケースになります。 要は診断書というものは保険医療の枠ですと、その他になり診断書という別の概念で、必ず書かなければいけないものではありません。書く以上は責任も出てきますので専門以外の分野になると書けないという医師がいてもおかしくないと思います。
 健康福祉部長 書けないという状況に対しての説明が不足であれば、今後とも協議し対応がきちんとなされるようにしていく。


(新型インフルエンザについて)
 作野広昭委員長

新型インフルエンザの備えが大変遅れているというデータ−が出ていますが、石川県の対応はどこまで進んでいますか。

 健康福祉部長 健康推進課、保健福祉センター、金沢市の保健所に相談窓口を設けています。さらに医療機関向けの専門窓口も設けています。また、インフルエンザの発症段階を区分し、それに応じて必要な対策も定めています。


(福祉・介護事業の人材不足について)
 作野広昭委員長

人材不足の解消のため取り組んでいることをお聞きしたい。

 健康福祉部長 昨年、福祉人材の確保指数が改正され、そこには経営者は適切な給与水準を確保する、国は適切な水準の介護報酬を設定する、県や自治体は事業者の指導監督を行う、という役割分担に基づいた指針が示されています。
今後、介護報酬の改定が行われる見込みで、実態に見合った介護保険制度となるよう要望していく。


(医師の不足について)
 作野広昭委員長

医師の不足が叫ばれています。しかし勤務医が不足して開業医はあまり不足していないと聞きますが、現状はどうなのですか。

 健康福祉部長 各病院の勤務条件が厳しくなってきており、病院を辞めて自ら開業する状況が起きていると思う。
 作野広昭委員長 今の説明ですと勤務条件が厳しいから開業するということですね。勤務医と開業医では倍ほど所得が違うと聞きますが、もう少し良い待遇にし、開業に向かわない政策はないのか。
 健康福祉部長 給料を上げるのも一策ですが、例えば県立病院などの場合は給料体系が条例できまっていますし、特別昇給なども限度があります。しかし交代制勤務や無過失補償制度という就業環境の改善に取り組んでいます。
 作野広昭委員長 開業医を当番制にし、緊急や夜間に病院へ派遣してもらえる仕組みを作れないのか。
 健康福祉部長 都合のつく医師には公立病院への応援をしていただけるよう相談はしています。現実に小児科では市内の開業医の協力で当番を分担していただいています。


(食品関係について)
 作野広昭委員長

メラミンが体内に入った場合、どのくらい体に被害をもたらすのですか。

 健康福祉部長 大量に摂取したとき、それに伴い腎結石を起こした事例があります。   
メラミンの許容摂取量の目安があり、アメリカで定めているものだと体重が60kgの人ですと37.8rなら摂取しても人害はないだろうと推定されています。
 作野広昭委員長

メラミンが県内の福祉施設や病院に納入されたということですが、これはその固有名詞を公開しているのですか。

 健康福祉部長 立ち入り調査をして調べた上、必要があれば公表するとしています。